英語の文章を短時間で要約できると、多くの情報をインプットすることができます。ただ、いきなり要約を、と言われてもなかなか難しいと思います。

パラグラフリーディングとは

そういうときに意識して欲しいのはパラグラフリーディングです。段落ごとのかたまりで意味をつかんでいくのです。ビジネスで使われる英語の文章は、日本語より論理的に書かれています。1パラグラフ1メッセージが原則です。おおざっぱに言って、段落の数がメッセージの数とも言えます。

トピックセンテンスとサポートセンテンスを見つける

段落の数を見ることで、メッセージの数を確認してから、それぞれのパラグラフを読み始めます。パラグラフは、多くの場合、トピックセンテンスとそれを補足するサポートセンテンスで構成されています。トピックセンテンスを見つけ出せれば、あとは読まなくてもかまいません。トピックセンテンスが理解できなければ、サポートセンテンスを読みます。トピックセンテンスは抽象・一般論、サポートセンテンスには具体例が書かれていることが多いです。

段落ごとに重要度を決める

この読み方で最後まで目を通します。各パラグラフのトピックセンテンスが抜き出せている状態になります。次の作業は、段落ごとのトピックセンテンスの重要度を比べることです。段落ごと、その前の段落の具体例になっている場合もあるからです。ここは省略できます。段落ごとに○ー重要、△ーまあまあ重要、×ー重要でない、などの印をつけてもいいでしょう。

トピックセンテンスの見極めが肝に

○あるいは△の部分を抽出できれば、それが要約になります。それをインプットしておけば、それ以外の部分は忘れても問題ないです。つまり、サポートセンテンスを捨てて、トピックセンテンスをつかむことが、要約への肝になります。「30%を捨てる速読練習法」にもいかせます。ぜひお試しください。

 

==【昨日の活動】==================

・草野球。雨にたたられてこんな時期に今シーズン初戦。練習していないので、毎年初戦はチームも個人もボロボロです。

・夕方打ち合わせ+夜Skype会議。

・仲間の野辺山100キロウルトラマラソン完走の報告に刺激をもらう。

Related Articles: