どんな読書にしても最終的には役に立つと思います。ただ、忙しい時間の中で、できるだけたくさんの本を読みたいと思えば、効率的な読み方の習得が不可欠になってきます。
効率的な読書への第1歩は、目標を設定することです。目標を設定すると、読むところと捨てるところの峻別が明確になります。
以下の項目を自問自答しながら、本を読む目的を考えてみましょう。
・その本を読むことで、何をしたいのか。
・その本は自分にとってどれぐらい重要か。
・どれぐらい詳しい情報が必要か。
・目的を達成するためには、いまどれぐらい時間をかけることができるか。
目標を設定すると、その目標に向かって意識が働くので、集中力が高まります。脳が効率よく働く感じがします。
同じ本でも違った目的を持って読むことだって十分考えられるからです。資料作りのためによく時と、待ち合わせの前に読む本では、目的が違うのは同然です。
本を読み出す前に、目的を自問自答してみましょう。