TOEICのパート7(読解問題)を苦手をする人は多いですね。ダブルパッセージよりもシングルパッセージの後半の問題でなかなか得点ができないという声もよく聞きます。文章量に比例するのかもしれません。

読解問題を解くときに気をつけることは3つあります。

(1)文章のジャンルを把握

(2)キーワードを発見

(3)質問文の先読み

(1)文章のジャンルを把握

まず問題文の最後の単語に注意します。Questions 153-154 refer to the following Web page.とあれば、ウェブの情報だなとわかります。advertisement、e-mail、itinerary、memoなど、この部分に一瞬(1秒)目をやりだけで、ジャンルがわかります。と同時に、レイアウトからどんな内容の文章かわかることがあります。

(2)キーワードを発見

次にその文章のキーワードを探しましょう。「読まなくてはわからない」という人も多いのですが、内容が少し具体的にわかるキーワードがあるはずです。そのときに、「この文章はどういうときに必要とされている文章なのか=状況」をできるだけイメージしてみましょう。状況を考えると、キーワードが見えてくることも多いです。ここにかけられる時間は1分です。

(3)質問文の先読み

(1)(2)が終わったら、質問文の先読みを行います。あくまでも(1)(2)が終わった後です。そして本文を読み込みすぎてもいけません。問題に取りかかってから1分〜1分半が目安です。この段階で問われている内容を探します。使われている疑問詞はWhatなのかWhoなのかHowなのかによって、読むべきところがかわってきます。そしてその内容とキーワードとの関連を考えます。

以上は、一般的な解き方です。文章のジャンルによっても読み方はかわってきますが、いきなり英文を読み始めないことがまず大事です。

 

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