学習を習慣化するための工夫はいろいろあると思いますが、自分は「結果」よりも「進度」を優先しています。結果を気にすると出来・不出来が継続を妨げるからです。

何かを学習するということは、わからないことがわかるようになるということです。その過程でわからないことがあっても当然なのですが、問題集などを解いて「12点/30問中」などの結果がでると気分的に楽しくないですよね。毎日こんな日が続くと、学習をやめてしまうことも多いはずです。

学習が軌道に乗るまでは、結果はともかく進んだことを重視して、進度を記録することをおススメしています。テキストを読んだときは「50ページ/1時間」などと書き、問題集であれば「30問/1時間」などと書くのです。先述の理由で、結果は書かないほうがいいです。まずはその学習分野との接触する時間を長くすることが大事なのです。

習慣化ができてきたら、結果にこだわるようにします。理解度や達成度を書いてください。自分はランニングをしていますが、走り始めた当初は、走った距離しか記録しませんでした。この記録を続けているうちに、「今日は10キロ走って、ノートにその距離数を記録したい」と思うようになりました。

その次の段階では、10キロをどれぐらいの時間で走ったかを記録するようになりました。この過程も最初は「進度」のみを記録し、「結果」は後回しにしていたということになります(そのときは意識していませんでしたが)。

何かを習慣化したい人はまず「進度」を記録するようにしてみましょう。

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