ゴールデンウィークも今日で終わり。前半はUTMFのサポート、後半は上田のスカイランニングでのスタッフ&応援。その間に事務所の掃除やら、ゲラを読んだり、長野で書店を回ったり。昨日は近所の知り合いが飲み会をやっていたのでちょっと顔をだしたり、今日は蔦屋代官山で打ち合わせをしたり、かなり忙しかった。

ランの大会を走らない側からみれたのがいい経験だった。長い距離を走るとか夜間走るとか、急登を駆け上るとか、やり始めは一人だけど、それを続けていると応援してくれる人が勝手に集まってくる感じがした。最初からサポーターはいないし、「いいね!」もない中でやるから応援される。

3日、4日のスカイランナージャパンシリーズは楽しかった。特に今年から始まったスカイレースはよくあのコースを作ったなあ、というぐらいエグいコースだった。あのアイディアは前々から松本大さんから聞いていたけど、現実を目の前にするとよく開催にこぎつけたなという思いがする。いつでもどの世界でもそうだけど、作る側の苦労は、外からではまったくわからないものだ。

4日は上田駅前でいろんな人達とあった。まず駅前広場ですぐに声をかけてくれたのは、長野でオリエンテーリングの大会にかかわっている美谷島さん。2年ぶりなのによく気づいてくれた(2年前は長野マラソンで自分をおっかけて写真をとってくれた)。もともとは戸隠のトレイルで一緒に走った人。60代。登山をやっているので、登りが強い。友人の装丁家を紹介してくれたこともある。息子さんはプロのスノーボーダー。次にお会いしたのはDogsorcaravanの岩佐さん。トレイルに興味のある人だったら皆がしっているこの情報サイトを運営している。先日のUTMFのTwitterの中継がやたら細かったのでその話しを聞いてみたら6人でチームを作っていたらしい。「情報は集まってきていたんですけど、自分が書くのが遅くて、ボトルネックになってしまった」と言っていたけれど、観ている側からすると、十分その様子は伝わってきた。英語で書いていたので、海外からも反応があったそうだ。今回の大会もひとりで写真とって、インタビューして、記事書いての連続がすっかり馴染んでいる。

上田瑠偉選手はスカイレースでダントツの優勝。その後に話しができた。半年ぶりぐらい。とにかく絶好調。どんなコースでも勝てる実力がスゴイ。「自分でも世界が楽しみ」と。とっても丁寧な受け答え。仕事の話しを少しする。写真もとってもらったり^^高村貴子さんとも話しができた。ちょっと仕事絡み。彼女は3日も4日も連日出場。3日は2位、4日は優勝。彼女のスゴさにもびっくり。まだ学生なのでこれからが楽しみ。Twitterでやりとり。あとはカメラマンの室伏那儀くん。ちょうど去年のバーティカルで知り合い、去年の秋の大会でばったり会ったり、この間うちの事務所にきたり、電話で話したりして、最近、交流がある。代官山蔦屋の仕入れ担当者を紹介してくれた。どこでどうつながりがあるかわからないものだ。今日からスペインに行くとか。もうひとりは、動画カメラマンの大島さん。Instagramでつながっているので、久しぶり感はないけれど、会うのは1年ぶり。スカイランニングの動画はすべて彼の撮影。いつもカッコいい作品を作る。3日の日に、太郎山から一緒に降りてきたので、いろいろ話すことができた。

あとは計測会社の藤井さん。計測工房という会社を経営している。計測の世界も本当に深い。参加しているだけではまったく気にしないところなんだけど。機材のセッティングが重くて大変そう。計測はお金がかかるということも実感する。藤井さんは5日は別の大会で仕事。休みに休めない仕事、と言っていた。意外だったのは、ニフコの人たちと会ったこと。ほとんど知られていない会社だと思うけど、実は生活のあちこちのこの会社の製品が使われている。今回は結ばなくていいシューレースを各シューズメーカーに提供していることもあり、大会に協賛していた。自分がジャパンタイムズに勤めていたとき、親会社がこの会社だったので、結構よく知っている(株を持っていたこともある)。ブースを出していた人たちと仲良くなる。完全にBtoBの会社だけど、今回のようにメーカーが出店したら価格ではどこも勝てなくなる。あと大会スタッフの人たちとも話すことができた。かなり知り合いが増えた。こじんまりとした大会だけど、皆、意識が高く、コースも出場選手も世界レベルなのがとってもいい。

仕事の話しをと思ったけれど、今日はこのへんでやめにする。いろいろ力をもらったので、明日からの仕事の山に備えよう。

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