今年最初の投稿だけど、仕事とはまったく関係なく、「年末年始、ファスティングしてみた」という話。

期間は大晦日から1月6日までの7日間。最初と最後の2日間は、準備と回復の期間にあてて、中3日を本格的に実行した。今年は喪中だったし、前からやってみたかったので、よいタイミングだった。

事前にある程度ネットで調べてたら、いろんなやり方があるようだったけれど、自分としてはとにかく固形物を減らして、胃腸を休めることを目的とした。水分は、水だけでなく、ぶどうジュースや野菜ジュースやスムージーを事前にたくさん購入。

最初の2日間は、昼は摂らず、朝晩だけにして、固形物をだんだん減らしていった。一食でも抜くのが難しいかなと思っていたけれど、そうでもなく、感情の変化もあまりなく過ごすことができた。水分はもろもろ合わせて毎日1リットルぐらい。

3日目(1/2)からは本格的に突入。具なし味噌汁と大根おろしを1日2回。昼間に、近くにカフェに行ってみた。1キロぐらいしか離れていないのに車で行ってしまった。身体は動かしたくないけれど、頭はとってもクリアで、本がとっても快適に読めている。消化に使っているエネルギーが大きいことはわかる。

4日目(1/3)もだいたい同じものを摂取。氏神さまにお参りに行って、ランニング10キロ。身体にまったくチカラが入らず。だいぶ歩いたけど、天気がよくていい気分転換。途中寄ったカフェで、原稿がよく読めた。経験者より身体は暖めること、とのアドバイスをもらったので、昼間にゆっくり風呂にはいる。食事の時間がほとんどないので、時間に余裕ができる。期間を通して早寝したくなり、だいたい10時ごろ就寝。

5日目(1/4)は事務所で仕事。いつもは歩いていくのに、自転車で行ってしまった。あまり動きたくない。だんだんキツくなってきたけれど、明日になれば少し食べれると思うことでわりと普通に過ごせた。頭はスッキリ。お白湯を大量に飲む。口に入れるものに対する味覚が鋭くなっている。

最後の2日間は、急に食べすぎないように、少しずつ増やしていく。ここで失敗する人は多いらしい。7日目の夜に、初日(12/31)朝以来の白飯を食べた。固形物もよく噛むことで負担を減らすことを実感。日本酒を少し飲んてみたけど大丈夫だった。

感想としては、お腹いっぱい食べたい気持ちと身体が適量と思っている量はまったく別物ということがわかる。単に空腹を満たすだけの食べ物は減らさないとしけないし、血肉になるものを適量とるのがよさそうだ。あまりストイックに考えなくてもいいのかもしれないけれど、身体の声を聞いていないといろいろ負担をかけるのだなと。今まで、身体をうごかしているから、食べてもいい、となんとなく思っていたかもしれない。「腹八分」と「よく噛んで食べる」は、やっぱり至言だと思った。身体にもっと意識を向けないと。

こういうことは、単なる食事抜きの以上の意味を持たせないと、続けるのがキツイと思った(滝行も単なるガマン大会だと思うと続かないと思う)。今回のテーマは胃腸を休めることだったので、食べることと酒を飲むことは意外とがまんできた。1週間で身体が浄化された感じ。こういう経験をすると、自分の生活ももっとシンプルでいいのではないかと思ったり、食べすぎ、飲みすぎの場合は、もっと手軽にプチファスティングをやるべきだと思った。やる前は少し億劫だったけれど、やってみて心身ともにリセットできた。なかなかいい経験。

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