執筆のために棚卸しをしていると、希望職種から転換して仕事を変えたとか、大学で勉強したこととはまったく違った分野で仕事し始めたとか、会社の異動で予想外な部署に配属されたなどのことがたくさんでてきます。そのときどう考えたか、当初の感情からどう変わっていったのかをトレースするのはかなり興味深いです。

ギャップを伝えるからより響かせることができる

考えてみれば、当初の設計どおりの人生を歩んでいる人はいないのでしょう。皆、ドラマがあり、転換期があり、その背後にはドラマがあります。そういうことも知っておくと、著者が書いている文章がすんなり理解できることがあります。

ギャップを知るための質問とは

そんなことを意識しているためか、「もともと〜やっていたんですか?」「はじめから〜したかったのですか?」「そもそも〜を目指していたのですか?」などの質問が最近多いようで、3人で打ち合わせをしていたときに、知人にそのことを指摘されました。

響かせる1文を追加する

ゲラを読んでいるときにも、このギャップを知っていると、ときに読者に響かせる1文を入れることができます。その素材を知っていることがさまさまな質問を投げかけるキッカケにつながります。棚卸しの力を感じます。とても時間かかりますが。

予想外の事態をどのように受け入れたか

今プロジェクトをすすめている著者も予想外のことが連発です。その予想外のことをどのように受け入れたのかの話はとても興味深いのです。そこを軸に展開できるかもと思っています。

最後に

ホントにどんな人にも転機があるなと思います。ある人との出会いとか、ある本との出会いとか、ある場所との出会いとか。本当にキッカケはさまざまです。そういうところに興味と関心をもって話を聞いてみることを楽しんでいます。

==【昨日の活動・所感】==================
・打ち合わせ・コンサル3件。夜は著者と会食。充実の1日。いろいろなことが前に進む。

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