ひとりで仕事をしていると、情報の共有は必要性をあまり感じないかもしれませんが、仕事の先にいるひとがいることを考えると、共有は必要です。今気をつけているのは、進捗を報告することです。外注先や発注者に対しても同じです。

文字にして報告をする習慣

メールで報告するには文字にする必要があり、その段階で今やっている内容が整理されていく感じがあります。いきづまっているポイントもそこでわかったりします。そこも含めて報告をすると、思わぬアドバイスをもらえたりすることもありますが、一番のメリットは相手への安心感だと思います。ひとりで仕事するときほど、コミュニケーション力が必要ですね。こういう作業は、時間に追われていると、後回しにしがちなので、時間を天引きしておくことにしています。

もやもやをなくすために

このメリットは、頭のなかをもやもやさせないということもあります。書き出すことで、その案件は頭から離れる感じがあります。いくつもの仕事が同時並行しているなか、それぞれの仕事でもやもやしていると、使えるメモリ(?)が減っていきます。それを防ぐためにも、書いて報告が大事です。スッキリ感が違います。

ノートで進捗を管理して連絡・報告

デジタルの時代だからこそ、手書きの効用が伝えられることがあります。「むかしは手書きが当たり前だったのに…」と思いながら、書いてみるとやはり違います。通常少し大きめのA4のノートを持ち歩いていて、プロジェクトごとに日々書きまくっています。それを見つつ、やるべきことを落とし込みようにし、そしてそのノートを見ながら報告するという流れを意識しています。デジタルでやれる人もいると思いますが、自分は何度もトライしたけれど、うまくいかず、最終的には今の形になっています。

最後に

コミュニケーション上の問題は、「なぜ連絡をくれなかったのか」「メール待っていたのに」などなど、やりとりがないことで起こることが多いですね。通常連絡が多すぎて問題になることはありません。ちょっとした工夫で信頼関係は築けるのだと思います。

==【昨日の活動・所感】==================
・著者と打ち合わせ。「ときめく」という語感がテーマのひとつに。このイメージが持つ「ゆらぎ」が少ないことがウケた要因ではないかと。納得。それに変わる言葉を探す。まったく違うジャンルから得られることはたくさんある。
・知り合いの編集者と久しぶりに会食。3年ぶりぐらいか。ある分野のエキスパートだけに、編集者でいるのはもったいないような気もする。

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