結果が大事か、プロセスか大事かが問われることがあります。世間は結果を重視しますが、結果がよければすべてよいというわけでもないと思っています。

偶然をどこまで排除できるか

何事も結果は、よくも悪くも、そして大なり小なり、偶然に左右されます。本が売れたのは、たまたまテレビで紹介されたとか、たまたま影響力のある人が紹介してくれた、などの要因が重なったからというケースがあります。「たまたま」としか言いようがないわけです。結果はよかったけれど、偶然の結果だったとしたら、褒められたものではありません。

プロセスはOKだけど、結果が出ていない

逆に、プロセスがよかったけれど、結果がでなかった場合も考えられます。いい本が作れたけれど、同じような本が同じようなタイミングで発売されてしまった場合は初動の勢いが削がれる可能性が高いです。こういう場合でも、結果は自分で引き受けるべきですが、実際問題として運に左右されることもあります。

プロセスが見えないから結果で判断する

そもそも結果を重視するのは、世間はプロセスが見えないからです。どんなに苦労したとしても読者はわかるはずがないですし、苦労話を聞かされたところで耳を貸すはずもありません。だから結果が大事ですし、現実問題として、売れない本を出し続けていたら、ビジネスは成り立ちません。

適正なプロセスを経てよい結果を出しているか

本来、賞賛されるべきは、適正なプロセスを経て、よい結果を出した場合です。作りてを間近で見ていると、売れるべくして売れているモノも少なからずあります。発売する前から、売れることがわかっているようなケースです。こういうケースはホントにスゴイなと思うのです。偶然に左右される部分をできるだけ少なくしている感じがします。

最後に

厳しいスケジュールを切り抜けると、それだけで満足しがちですが、それで成功したとしても、反省点は残ります。結果よければ万事OKではないのです。この反省がないと、次の本で同じような進行をする可能性が高いです。1冊単位で見るのではなく、ビジネスとして考えると、やはりプロセスが大事で、意図や結果にいたる行動も伴っていなければならないということになりそうです。振り返ると、プロセスでいろいろ修正すべきことがありそうです。

 

==【昨日の活動・所感】==================
・コンサルとSkypeミーティング。コンサルは大詰めの段階に入ってきた。書き方をいろいろ変えてみる。
・夜は、親戚と会食。ランニングの調子があがらない。来週末大会なのに…。

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