人からなんとなく感じる印象って、とても大事だなと気づかされました。見た目とか雰囲気から感じ取れることと、話す内容にギャップを感じることがあります。受け取る方も明確な理由はないけれど、「ちょっと違う」とか「なんか違和感がある」と思ってしまうことがあり、知らず知らずのうちに、その人から興味を失っていくことがあります。
見た目の印象は大事?
そう感じている方としても、「なぜそう感じるのか」とか「なぜ違和感があるのか」などを分析することはしないので、多くの場合、なんとなく離れていくだけになります。そういうことをよく考えると、見た目の印象は大事だなと思うのです。
外見と中身のギャップを意識する
だったら外見に気を使えばいいのか、というとそうではなく、むしろ逆のような気がしています。内面がいろいろな形に外見に表れているからです。外見は一番外側の中身かもしれません。なぜ今日はその服を着ているのかとか、なぜ今そういう表情なのかなどを考えて行くと、その人の内面が少し見えてくるよう気がします。そういう感覚と話しをしていることのバランスを確かめながら、人の話しを聞いているのです。その当人にとって正解かどうか、ということは問題ではなく、自分がそうやって人を見る視点が大事だと思うのです。
「今」を形成している要素を考えると
出会いは「点」だけど、そこに至るまでのプロセスを分かろうとする気持ちが、相手をよくわかることになりそうです。気持ちが上がっているときに、気持ちが萎える言葉を言ったら、逆効果だし、相手の気持ちが浮ついていると思えば、その気持ちを落ち着かせる言葉も必要です。そういう文脈を理解する気持ちが大事だなと思うのです。当たり前のことですが、きちんをやろうと難しいです。でもこういうことが相手を理解し、自分を伝える力になるのだと思ってきました。
まとめ
正しいことを言っていれば、伝わると思うのは間違いです。むしろ逆です。正論を言われれば言われるほど、受け身になるし、態度を変えようとしなくなります。人の時系列を意識したコミュニケーションが大事だと気づかされる毎日です。