同じことを言っていても、誰が言っているか、でその信憑性が大きく変わることがあります。ありがたい話、と聞いてもらえるか、ふつうの話と受け止められるか、大きな違いがあります。

いい話となるか、ふつうの話になるか

プレゼンの始めでは、「このトピックについて語る資格がある」ことを説明するように、と言われます。「○○という貴重な経験をしてきて〜」とか「××に○年携わってきたので〜」など言われると、聞く方の受け取り方も変わってくるはずです。これは無意識的にそう思っていることも多いはずですが、伝える側は明確に意識しているはずです。結果として、聞く方は抵抗なくその人の話に入っていけます。

初対面では「語る資格」を語る

初対面では特にそうなのですが、語る資格を伝えないと、なんとなく不安や戸惑いを生じさせることになります。語る資格といっても、固く考える必要はありません。自分自身がどうして、このことを言おうとしているのか、を考えれば、おのずと自分が語る理由伝える表現は出てくるはずです。

どういうときに人の話に惹かれるのか

自分のことは、自分が考えているより伝わっていないものです。最近特に、そう思うことが多いです。言わなければ、伝わらないのは当然ですが、言っても伝わないことが多くあることに気づきます。聞いているときにも、その人にどういう経験があり、どういう想いで、それを言っているのか、の視点で聞くと深く入り込めるような気がします。

まとめ

「たれが言うか」の部分で信頼してもらえれば、あとは「何をいうか」です。それを逆に考え、何を言うかだけを考えていても、想いは伝わらないのです。語る資格をさりげなく伝えることを覚えたいですし、聞く側のときは、その部分を聞き出せるようにしたいです。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・いつもお世話になっているコワーキング(You+)のイベントで、「ゼロ秒思考」を紹介しました。以前やっていたけど、最近やめてしまっていたので、これを機に再開したいと思っています。

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