選ばれると誘われるはまったく違うということを最近、痛感しています。それぞれの語感は人それぞれでしょうが、私の中の解釈では、誘われるには「絶対その人でなければならない」理由が弱く、「選ばれる」とは、数ある選択肢の中から、支持された人(あるいはモノ・サービス)ということができるかと思います。

声をかけられたときに考えること

気をつけなくてはいけないのは、「誘われる」も「選ばれる」も人から声をかけられる点については同じです。あまり意識しないことも多いかもしれません(自分はそうでした…)。ただ、相手の気持ちになってみると、その違いは明確です。誘ってくれた人と選んでくれた人には気持ちが違うはずです。どちらがいいとか悪いとかではなく、私たちは常に、そしてもしかしたら無意識的に、両者を場面によって使い分けているということなのでしょう。ただ、働き方とか生き方の側面から考えると、やはり選ばれる人、選ばれるサービスを目指すべきだと思います。特にひとり社長やフリーランスには必須の考え方です。

依頼元の意図が自分の価値観を合っているか

また近くにいるからお願いされるのと、仲がいいからお願いされるというのは、まったく違います。自分だと、前者は近くで便利だから、という意図を感じ、後者は自分の知識や経験をよく知ってくれているから、という意味を感じます。繰り返しになりますが、この両者でも声をかけられる点については、同じなのです。声をかけられた意味を考えないといけません。自分しかやれないものなのか、自分が本当にやりたいものなのかどうか。先方の意図が自分の価値観と異なる場合は断るべきかもしれません。

まとめ

長い間、この両者の区別に無自覚でした。最近は、選ばれてから何をするか、何ができるかを考え続けています。価値を出すために自分の土俵でしっかり戦いたいです。そのためにも、主体性は大事ですね。

==【昨日の活動・所感】==================

・3〜4年ぶりに著者と会って近況報告。お互いいろいろ変化を経験。そのあと、初めてのコワーキングに行って少し仕事。夕方は、出版戦略会議。

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