事実と向き合うことは難しいことだと感じます。特に自分にとって不都合な場合は、事実を事実として受け入れがたくなります。

事実と向き合うこと

ただ事実と向き合わないと、本質的な解決にはなりません。かつて起きたこと、今起きていることを正確に把握することが第一歩です。事実認識からできてはじめて、「当事者意識を持つ」「意思決定を早くする」「感謝の気持ちを持つ」「丁寧にお詫びする」などの具体的なメッセージになるはずです。

事実と解釈があるけれど

世の中は、事実と解釈があり、その解釈の仕方を変えれば、ネガティブなこともポジティブになるわけで、それはそれで必要な考え方です。ただその前には必ず、あらゆる解釈や偏見を排除した事実認識が必要だと思っています。今回の朝日新聞の問題は、事実と向き合うことを避けた(怠った)ために起きた一件とも言えます。

複雑な案件ほど事実認識が難しい

ただこれは新聞記者だけの問題ではなく、常日頃私たちも直面していることだと思います。「言い訳をするな」と言われるのは、事実を把握していないからかもしれません。ただこれはコトが大きくなればなるほど、認識が難しくなります。複雑な要因が重なり合って、その事象があるからです。

まとめ

それだけに謙虚に向き合う姿勢が必要なのです。ひとつひとつ、思い込みや常識や社会通念などをほどいていくと見えてくるものがかならずあるはずです。というよりも、そこまで深堀りしないと、問題を解明したことにならないのです。生き方も働き方も「なぜ今こういう状況なのか」の客観的な把握が必要です。だから、人の目、人の意見は重要なのです。

==【昨日の活動・所感】==================

・タイムマネジメントがうまくいかず。状況の把握するためのコミュニケーションが甘かったか。

・もっとスピードをもって意思決定したい。

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