ひとりでビジネスを始めると、上司がいなくなります。教えてくれる人もいなくなります。強制的に学ぶ環境がなくなるだけに、自分でその環境を作る必要があります。多くの人がセミナーや勉強会にでかけるのはそのためでしょう(もちろんひとりビジネスに限りませんが)。目の前のある仕事に追われていてはその環境も作れなくなります。会社で言えば、人材育成関係の研修がこれにあたるでしょう。

(1)仲間の存在が継続的な行動のカギに

しかし、セミナー・勉強会に出かけるだけでは不十分です。いい話を聞いただけでは何も変わりません。知っていることと行動することの間には大きな隔たりがあるからです。行動するためには、そこに向かって小さな第1歩をすぐに始めることです。そして「継続して行動する」となると、仲間の存在が必要になってきます。もちろん一人でやれる人もいるでしょうが、自分は一人でやろうとして、ことごとく挫折してきました。

(2)継続的な行動が習慣に

仲間がいると、仲間の目を意識しながら、なんとか継続しようとします。この過程できついこともくじけそうになることもあるのですが、それでもなんとか継続して行動できるとそれが習慣になります。習慣化できれば、体感する負荷は軽減されます。軽減すると、余裕ができてきて、さらに次の習慣化を考えるようになります。そして習慣化によって変化も自覚するようになります。

(3)コーチやメンターをつけてランクアップを狙う

さらに一歩踏み込んで考えると、自分のビジネスにシビアなことを言ってくれる人の存在が必要なときもあります。ダメ出しが視野を広げたり、方向転換するきっかけになることがあるからです。自分たちのような市民ランナーが、仲間と一緒に練習しながらも、時にコーチについて、フォームの点検や練習方法についてアドバイスを求めるのと同じです。会社でいえば、コンサルでしょうか。

まとめ

変わりたい、成長したいという気持ちは、みながもっている願いです。ただその変化や成長に満足している人は多くないです。その原因はなぜなのか。この見たくない現実に目を向けることから、新たな行動がスタートするのです。そういうことを気づかせてくれるためにも仲間の存在が大事です。同時に、最近は、コーチやメンターの存在の大きさも感じています。この経験をチームや組織にどういかすかが、今後の課題です。

==【昨日の活動】==================

・友人が勤務しているホテルでその友人と会食。今日記事にした、仲間の存在を感じさせてくれるひとり。ありがたい。

・ある仕事の判断を完全に誤った。リーダーシップも意思決定もあまい。関係者の信頼を取り戻せるよう、懸命に頑張りたい。

 

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