成功した成果物を研究しようとして、そのモノばかりみていても、本当に研究したことになりません。そこに至るまでのプロセスとコミュニケーションがその成果物を支えていると思うからです。
ただこの二つはなかなか見えてこない。数値化もしにくい。どういう工程を経て、関係者とどういうコミュニケーションをとったから、このモノが出来上がったのか。
人は成果物の見た目やスペックで判断しがちですが、こういうことに意識を向けることは重要なことだと思うのです。逆を言えば、顧客目線での品質の向上のためのプロセスとコミュニケーションを徹底的に意識した商品は、簡単にはまねできないはず。参入障壁が高くなります。こういう商品作りを目指したいです。