学生と話していると、仕事をすることに対して、過度の恐れを抱いているような気がします。

会社に入ってしまえば、自由がなくなる。キツイことだらけ。そう思っている。だから今のうちに遊んでおこうなども発想もそこから生まれるのでしょう(働いているほうも「楽しいことは会社の外にある」などと平気で言う人もいたりします)。

未知の世界だし就職難の時代なので、不安を持つのは当然ですが、それにしても、です。

リストラ、ブラック企業、非正規雇用の言葉がよく聞かれるからでしょうか。でもその言葉の持つ意味や実態を考えてほしいのです。「そのための努力をしていますか?マスコミが作った幻影からもしれないですよ」と言いたくなるときもあります。

さらに女子学生は、バリバリ働くか、家庭に入るかなどの二者択一と考えている人も多いのが現実です。両立できる術を考えるという発想はなかなか聞かれないです。

そこでも思うことは、働き方と生き方を一致させて考えることってできないのか、ということです。人生の目標に働くことをうまく入れこめないのはなぜ何でしょうか。

こんなことを書いている自分も、人生遠回りしまくりで、しかも未だ試行錯誤中で、気のきいたことを言える立場ではないけれど、気持ちの上では少なくとも、働き方と生き方は一致させたいと思っています。

理想かもしれないけれど、理想がなければ、近づけない。幸せを定義しない人には幸せはやってこないのと同じです。そのためにも自分の気持ちに素直でありたいです。

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