日射しが強いので、サングラスをかけてランニングをしているのですが、いつも見慣れている風景がまったく別の世界に見えます。サングラスを変えれば、また違った景色に見えることでしょう。そんなことを考えていたら、人の視覚的な認識は結構いい加減なものだなと思い始めました。

サングラスで見え方が変わる

サングラスひとつで世界が変わります。レンズの色や濃さで見え方はさまざまです。だからといって、裸眼だと正しく認識できているという保証はありません。ひとりの人間としては、裸眼以上に自分の力を感じられることはないのですが、人と人の共通認識という意味では、裸眼同士だからと言って、同じ認識が得られることはないのです(というよりも、裸眼だから違って見える可能性が高いです)。

他人と同じものを見ているのか?

さらに厄介なのは、他者と自分が同じものを見ているということを証明する術はありません。あくまでも言語によって媒介されたイメージによってのみ、保証らしきものが確認できるのみです。もしかしたら、信号の赤だって、人が見た赤と自分が見ている赤は違っているかもしれません。

なぜ同じことで安心するのか?

そう考えると、ものの認識は人によって異なることが当然ということになります。ただ、世間体や常識などといった概念によって、人と同じことでなんとなく安心する気持ちは何なのでしょうか。学校教育や社員教育も同じであることが求められるからでしょうか。

自分の意見を言うために必要なこと

大事なことは、自分の目で観察し、自分の気持ちに素直になって、自分の意見を言えることですね。簡単なようで、意外と難しいことだと思っています。自分の個人的な意見を言うためには、相手の意見を聞かなくてはなりません。言葉を選んで相手に説明しなくてはなりません。相手の言うことにただうなずいていたり、同意するだけで会話をした気になっているとしたら、自分を高める機会の損失といっていいと思います。

まとめ

ややこしいことを考えなくても、朝と昼と夜とでは町の風景が違うはずですし、人と街を歩いていても、気になるポイントが違うことはよくあるはずです。生き方や働き方も違いがあって当然です。そのときそのときの認識力を高めつつ、人との違いを知るために、経験を重ねたいです。

==【昨日の活動・所感】==================

・午前中加圧トレーニング。先週休みだったので、1週間、間が空くとキツく感じる。昼、ランチ会に行って、整体によって帰宅。身体が結構ボロボロ。

・加圧トレーニングをやっていて思うことだけど、あえて何かに制限を加えてものを考えることも大事だなと。思考の加圧トレ。いろいろアイディアでてきそう。

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