5月に入ってだいぶ時間が経ってしまった。このブログについていえば、4月15日以来。時間がたつのが早すぎる。あっという間に今年の半分が終わそうだ。でもいろんなことが進んだ。個別の出来事は追わず、今考えていることを箇条書きっぽく書いてみる。

■Tamagawa Base Timesの今を伝えるニュースレターとして、昨年11月から発行を始めた。これをきっかけとしていろんなことが起きていてこれだけで長い文章がかけそうだけど、一番の効用は、1枚のスペースの中に、自分が考えていることを収める練習になっていることだと思う。ネットメディアは書きたいことはいくらでも書けてそれがよいのだけど、字数が制限されているからこそ、考えなければいけないことたくさんがある。原稿用紙に書いていたときは、書きたいこととともに、字数は今より意識されていた気がする。5月は特別号も出した。だいぶ短時間で書けるようになってきた。ついでにいうと、字数をあまり関心のない著者が増えてきた気がする。自分の言いたいことを予め設定した字数に収めるには、ということも大事なスキルだと思う。推敲とか再考はこのタイミングで行われるものだ。

■Tamagawa Baseは卓球スタジオとしてオープンしているけれど、もっと大きな展開をしたいと思っている。それはどういう形なのかまだ見えないけれど、卓球関係者と会うことでいろんなことが見えてくる。卓球ができないと卓球ビジネスが絶対にできないということではない。まったく他ジャンルでも結果を出している人たちを見ると、やれることとやれないことを自覚すればいいだけだし、やれないことは誰かにお願いすればよいということだ。今まではいろんなことをすべて自分でやりすぎていた。というかやれることの範囲でしか考えられなかったということだ。自分がやれることしかやらないのは、可能性を極めて小さくする。

■ビジネスオーナーになる形態を模索中。自分のやっていることをこの1ヶ月ぐらい集中的に見直した。昨年の秋ぐらいから考え始め、年始の目標に掲げたことだけど、直接的には自分が主催をしているイベントに来た人たちとの出会いで加速するようになった。たぶんその人達は刺激を与えたという感覚はないと思うけれど、その人達の話を聞いていてある一言が刺さったり、その人がもっている雰囲気から目指すことが明確になったりした。極めて感覚的なことだけど。逆にいろんな人と会うと、自分とは合わない人とある一定の確率で遭遇する。そういう人には静かに遠ざかるのが吉だ。人の考えはそれぞれだ。こちらが落ち着いてやりたいことが明確になっていれば「いなす」ことができる。ある1件で「いなす」ことができなかったのは自分の未熟さゆえであり、まだまだ先は長い。

■上のことと関連して「ゆるく」人を雇用したいと思っている。身近にいる人達に加え、あるオンラインミーティングでも伝えた。「ゆるく」がどういう形なのか、どんな仕事がよいのか。ある人たちを応援したいがゆえのことだ。人と出会い、こんなことを考え始めるとは、自分としてはビックリだけど、こういう動機のほうがうまくいくような気がする。心の赴くままに、調べて、人とあって、専門家の意見を聞いて、を繰り返すといろんなことがわかる。自分に合った人を見極めるチカラと人を信じるチカラが養われる。これこそが自分に投資することなのだろうと思う。

■投資といえば、既存のすべての投資商品にはリスクがある。それは当たり前のことだ。リスクがない商品があるといえば詐欺になる。なにかをやろうとすると、必ず「それは辞めておいたほうがいいよ」という声が聞こえる。本人には悪気はないし、気遣ってのことと思うのだけど、その人が耐えられるリスクと耐えられないリスクは、自分とは違うかもしれない。そういう言葉にブレーキを踏まれ躊躇するということは自分の中に確固たる情熱がないのだ。いい話もそうでないことも、本当にそうなのかな?と思い続け自分で検証する習慣を身につけることの意味は大きい。

■投資をしないことがいちばんのリスクだ。長期的なプランや展望にしたがって、今もっているそこに投下する感覚だ。すぐには結果はでない。お金は出る一方かもしれない。でも仕組みや無形資産を築きはじめることができる。それはやがてお金という形で返ってくるはずだ。手数(てかず)をうちまくって、同時進行でいろいろ高速で進めれば、そのタイムラグは極めて短くなる。そうこうしているうちに、情報をくれたり、一緒にやろうと言ってくれたりする人たちが現れる。こういうタイミングは本当に不思議だ。

■自分は与えられた仕事は満足できない性格、どころか、会社で与えられた仕事をやりすぎて体調を壊した身なので、自分がやりたいことは自分が考えるしかなくなったと今更ながら思う。そのためには人との出会いや縁を本当に大事にしないと絶対にうまく行かない。最終的には自分自身が心穏やかに、情熱を燃やせることをするしかないのだ。

Related Articles: