本のカバーデザイン案を見ていて思ったのですが、1つの案を見ただけでは、「いいのか」「悪いか」を決めることができません。これでいいのかもしれないし、修正したほうがいいかもしれません。決定できるのは、複数案があるからです。

 無数の可能性からひとつの理想を選ぶ

あるデザイナーは、ロゴマークひとつ作るのに、100種類以上のサンプルを作ると言います。パッと見ただけではまったく区別がつかないような、細かい部分にもこだわります。しかも、その作業は、デザインの方向性がある程度決まった後の段階でのことなので、本当の最初から考えれば、数えきれないほどのサンプルを作っていることになります。そのサンプルが多いほど、細部や詳細にまで気を配らなければなりません。

多様性を知らないと理想は描けない

それは生き方や働き方も同じではないかと思っています。幸せに働くといっても、理想を描けていなければ、絶対実現しません。その理想は、選択によって決まります。いろいろな生き方があり、働き方があり、それを知ることで、自分の理想も決まるのです。つまりどれだけ生き方の多様性を知っているかどうか、どこまで詳細までこだわって理想を追求しているかどうか、で決まると思っています。

 自分に合った理想を選んできてもらえる存在

自分でビジネスをしている人の多くに、ロールモデルがいたり、メンターやコンサルタントがついているのは、その人に理想を語ってもらえるからと考えることができます。自分にあった理想を選び取ってきてもらえるということでしょう。もちろん、そういう存在に巡り会うためには、いろいろなメンターやコンサルタントと出会ってきたからこそ「この人」に決められるのです。

まとめ

自分の理想は考えるのではなく、多くの選択肢から選ぶものなんだと思います。そのためには、さまざな事例を知らないといけません。その中で自分が追求したいと思う理想が見つかってくるはずです。そう考えると、まずは量が大事、大量行動が必要、と言われるのも納得しますね。

 

==【昨日の活動・所感】==================

・最近、めちゃくちゃ頭の回転が早い人との接点が多く、学ぶことが多い。

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