いつも思うことなのですが、仕事って完成が見えてからが長いですね。脇目も振らず必死でやってきたら、なんとなく頂上が見えてきた。そんなとき、少し気が楽になるのかもしれません。気が緩むのかもしれません。
しかし、大枠はできたあとの、細部、ディテールにこだわる力が商品の力を大きく左右するのではないかと思うことがあります。徹底力ややり遂げる力とでも言うのかもしれません。
ある商品の質がいまひとつだったとき、その分かれ目は、最後の10%かもしれないのです。
だれもがキツいときや、だれもがちょっと気が緩むときこそ、頑張るときなのだと思います。と考えると、ラスト10%のツメが大事ですね。