自分がたまに行く、コーヒー豆焙煎屋、酒屋、自転車屋、寿司屋の店主たちに共通している点があります。

自分が扱っているモノのうんちくを語ることが楽しそうなことです。コーヒー豆もワインも自転車も寿司も、奥が深いんですね。

どの人も、こちらが1つを聞くと10倍の知識を教えてくれそうな感じです。基本的なことを聞いてもいやな顔一つせず、丁寧に説明してくれます。

しかし本人たちは、「まだまだ勉強が足りない」と言います。こういう姿勢って、無意識のうちにお客さんの心をつかんでいるのだと思います。本人たちは意識しているわけではなく、極めて自然なんですよね。

自分は、そんなことをしてもらいながらも、何度行っても、どれも知識は増えないのですが、その人が話をしている姿を見るのが好きなのです。

やっぱりやりたいことを見つけた人が強いんですね。人と会うと、そういう意味で、人の話しぶりが気になります。自分は、自分の仕事をこんなに楽しそうに話ができているのだろうか。そんなことが気になるこのごろです。

 

 

 

 

 

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