あることや人に対して、「良い」とか「悪い」とか判断は比較的に楽にできます。でもその両極端の判断だけでは、見落としてしまうことがあると感じています。

私たちは、いろいろな要素を加味して、判断しています。それを「良い」「悪い」などの言葉で、一部分を語ることは、ほかの良いところを見失う可能性が大きいですね。

ある出来事にしても、あるサービスにしても、ある人にしても、「どの程度」いいのか、悪いのか、「どこが」いい人なのか、悪い人なのか、「何が」便利なのか、不便なのかを考えることが大事だと思います。

ですが、そういう分析をすることは面倒なことで、感情に任せて感想をもったほうが楽なのは事実だと思います。

しかし、感情に任せると、より深く考える習慣は身に付かないし、マスコミなどを含め、人の判断を鵜呑みにすることにもつながります。

「良い」「悪い」だけの二極化の判断から、「何が」「どの程度」なのかを考える習慣を身につけたいと思います。

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