存在を感じてもらうには、意見を言わなければなりません。存在を認めてもらうには、正しい意見を言わなければなりません。

逆を言えば、意見を言わない人は存在すら認識してもらえないですね。学生に意見を求めても、黙っている人、「わかりません」を連発する人がいますが、彼らの存在は簡単に忘れます。

他方、何か意見を言う学生は、こちらの記憶にも残りやすいものです。名前を思い出せなくても、○○の話をした学生、エピソードがユニークだった学生などと思い出すことができます。

ビジネスでもまったく同じことですね。正しい・間違っているかなどだれもわからない。けれど、その中で一生懸命自分で考えた意見を言うことで、他人の中の記憶に残り、結果として正しい意見を言った人は、少しずつ信頼を得られるのだと思います。

信頼は正しい意見を言うことで得られ、存在は意見を言うことで感じてもらえるということでしょうか。存在を認めてほしければ、まずは意見を言って存在を認識してもらうことからはじめることが必要なのです。

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