人の心配事にフォーカスせず、自分の得意技を持ちだして解決しようとしても、解決しないということを最近学んでいます。

なぜその問題は解決されずにいるか

人は成功法則に頼るので、新しい困難にぶちあたっても、かつて乗り越えた方法で解決しようとします。それではうまくいくはずがありません。得意技を持ち出す前にやるべきことは、なぜ心配事が心配事として解決されてないまま残っているのか、の探求です。ほかのさまざまな問題は自分で解決できるはずなのに、問題として残っているのはそれ相当の理由があります。そのを見ないと解決できないというのです。

手段から入る危険性とは

これは当たり前のように聞こえますが、クライアントの問題を解決するはずのコンサルタントが犯しやすいミスだと知人のコンサルタントは言っています。自分もよくやってしまうことなのですが、このことを「手段から入る」と表現して、その危険性を伝えています。つまり現象を見て、「○○するとよくなりますよ」という対処療法的といってもいいかもしれません。

なぜその現象を引き起こしているのか

別のコンサルタントは、「なぜその現象を引き起こしているのか」に着目せよといいます。なぜ集客に困っているのか、なぜ資金繰りに困っているのか。単にウェブのマーケティングや資金調達の方法を学んでも、問題は解決しないでしょう。応急処置です。なぜその現象を引き起こしているのか、が大事なのです。本質的な問題はまったく別のところにあったりします。

最後に

手段から入らず、相手の心配事にフォーカスするためには、傾聴も必須のスキルです。なぜ未解決なのかに意識を起きつつ、解決策を探るべきなのです。
==【昨日の活動・所感】==================
・スペシャルミーティング。楽しみな展開に^^
・編集者の企画についての打ち合わせ。方向性を固める段階。縦書きか横書きかも論点に。

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