東京・池袋にあるオーガニックバーの店主・高坂勝さんと『ひとり社長の経理の基本』の著者であり、税理士あり、ブロガー(+トライアスリート!)でもある井ノ上陽一さんと一緒にトークイベント(8月2日)を開催します。高坂さんは、『減速して自由に生きる』の本の著者でもあります。

出会いは3月

私は高坂さんの本を井ノ上さんからこの3月に紹介してもらいました。「この本、いいんですよ」と言っていたのが印象的です。自分も早速読んでみると、心の安定とか、自分と向き合う時間を確保するためにしていることやその考え方は実に刺激的でした。それどころか、「自分の店が忙しくなってきたから、休みを2日から3日に増やす大胆さ(?)」にすっかり取り憑かれました。

ひとりで切り盛りするお店

バーはともかく食事も提供する飲食業をひとりでやるのは、相当困難なことだと思っていました。そんな困難なことを、楽しそうに実践する姿を見たいと思って、井ノ上さんともうひとりの友人でお店に行ったのが4月でした。行ってみると、こわわりの料理やお酒だけでなく、いつまでもいたくなるようなお店の雰囲気に完全にハマりました。

2回目にお店に行った翌日に書いたブログ

イメージの真逆を歩む税理士さん

井ノ上さんは、圧倒的な読書量と行動量によって、ご自身の専門性を高め、しかもその業務の効率するためのITスキルを日々高めていらっしゃいます。毎日のブログだけでなく、メルマガも書き、さらには独立支援するためのFacebookグループ等も立ち上げつつ、トライアスロンやフルマラソンなどにも積極的に出場しているのです(ブログは月間30万PVとか…驚異的です)。自分が持っている税理士さんのイメージの真逆を歩んでいる感じがします。『ひとり社長』は、そんな井ノ上さんのライフスタイルがにじみ出ています(というか、この本でちゃんと経理を勉強しないとですが…)。

常識を破るからこそできること

そういう意味で、おふたりとも自分の常識を破る存在なのですが、右肩上がりは目指さないことを決めていらっしゃいます。それよりも大切なことがあるというのです。それは自分の時間だったり、自分の周りにいる人たちと交流する場の提供だったり、新しい経験だったり…。自分も大事だと思っているけれど、なかなかできないことを、楽しそうに実践している様子を目の当たりにして、自分も勇気をもらっているのです(もちろん自分自身に厳しく課していることも知っています…)。

雇わないからみえてくるもの

自分自身は、フリーランスをチームにして仕事をしているため、ネットワークがかなり増えました。そして家庭にかなり優秀な人材が埋もれているということもわかってきました。出版は、不規則で長時間労働の職場が多いため、特に女性にとっては仕事が継続できなくなるケースが多いのです。そんな人たちに仕事をお願いすることが多いのですが、自分がやるよりよっぽどいい仕事をしてくれることがあります。社員を雇っていたら、そんな発見はありませんでした。

結果的には右肩上がりも!?

今は新しいことも考えていて、「結果的に」右肩上がりの可能性も感じています。右肩上がりを目指さないのに達成できたら、それはいいことです。時間も家族も健康も犠牲にして、盲目的に目指すことがこの上なく危険なのです。自分の会社時代はまさにこれでした。

まとめ

おふたりと接していると本当にひとりでやることの可能性を感じます。もちろんそれを実現するためには必要な考え方があり、必要な知識もあり、勇気も必要なのですが、この生き方に共感する人は多いと思っています。3月に出会ったころは、こんなイベントが開催できるとは思っていなかったのですが、3人ともひとりビジネスゆえ、雑談からあっという間に決まりました。

イベント当日は、私自身もおふたりにいろいろお聞きしたいと思っています。興味がある方はぜひご来場ください(残席少なくなっています)。

【8月2日トークイベント】雇われない、雇わない生き方〜ひとりビジネスがかっこいい!〜

申込⇒http://kokucheese.com/event/index/194306/

*高坂さんのブログ:http://ameblo.jp/smile-moonset/

*井ノ上さんのブログ:http://www.ex-it-blog.com

==【昨日の活動・所感】==================

・このブログの読者からありがたいメッセージをいただく。友人も読んでくれているとのこと。共感、反論、疑問、さらなる問題提起など、何かを考えるキッカケになるとうれしいです。

・仕事の合間に、整体に。股関節がかたいとずっと言われています。なんとかしないと。

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