今、『問いかける技術』という本を読んでいます。「問いかけること」について、こんなに書くことがあるのか、と思うとびっくりです。普段何気なく使っている言葉が、どんどん深堀りされていっています。

問いかけることは流儀であり、科学である

まず質問するという行為はひとつの流儀であると同時に科学でもある、と定義されています。「どのような聞き方をすれば、相手から聞きたいことを引き出せるか」についての研究がかなりなれされていて、セラピストやカウンセラー、コンサルタントといった人たちは、これらをもとに聞き方の技術を高いレベルまでに磨き上げているというのです。

問いかけることに対する知識を持っているか

ここでは詳細は触れませんが、言いたいことは、自分が全く気にしていないことも、専門分野として研究対象になっていることです。聞くことの質を高めるための言葉や知識を持っている人とそうでない人とでは自ずと差が出てきそうです。もちろんこういう本を読まなくても実践できている人はいるのでしょうけれど。

最後に

この本はひらたくいえば、コミュニケーションの本です。ただ、話すことでもなく聞くことでもなく、問うことにフォーカスしている点ではユニークかもしれません。ただ単に、自分の知りたいことを聞くとか、自分の考えを他者に的確に伝えるとか、自分の思い通りに他者を動かしたりすることだけを求めるスキルだけではない、ということが読み取れます。他者と良好な人間関係を築くためのものなのです。
==【昨日の活動・所感】==================
・新しい仕事の打診。ある仕事を断ち切ると新しい仕事が入ってくるのはなぜか。断ち切らないと入ってこない。
・区切りをつけること、決断することが大事。放っておくと、いい関係は保てない。関係構築するか、関係を断つか。

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