出版の仕事と大学で教える仕事をしていますが、最近は、ありがたいことに、出版のことをお話をする機会に恵まれています。来る5月10日(日)大阪で「出版企画書作成セミナー」を行います。3回目の開催となります。このセミナーで心がけていることをまとめます。
私から見た出版のありのままの世界をお伝えする
出版に対するイメージは人それぞれです。商品が小ロット・多品種だからなのですが、出版物の種類によって、出版事情は大きく異なっています。セミナーではトレンドを意識しつつ、私が経験してきた(している)出版の世界をお伝話します。
出版社のリスクをお話しする
どの出版社も売れる企画を探しています。でもそれは結果論であり、編集者もやってみないとわからないところがあります。そんな中、出版社のリスクを最小限に抑える方法を考えたいと思います。自費出版・商業出版の違い・出版条件などもお伝えします。
自分の強みを出版可能性の観点から一緒に考える
著者はその道のプロでなければなりません。自分がプロであるかどうかは、自分の強みを考えることとも言えます。いかにエッジを効かせるかと言ってもいいでしょう。そこを見出し、出版企画に反映することを考えます。
企画書の書き方だけでなく編集者を取り巻く環境もお伝えする
出版社の持ち込み企画に対する考え方はさまざまです。編集者がどのような状況の中、持ち込み企画を検討をするのか、編集者を取り巻く環境もお話しします。
企画書に盛り込むべき「内容」を吟味する
持ち込み企画のハードルは一般的に高いと言われています。簡単だとは言いません。しかし編集者が企画を判断する際に必要な情報を企画書に盛り込めれば可能性は格段に高まります。そこまで達していない企画書が圧倒的多数だからです。必要な情報を盛り込んだ企画書の書き方をお伝えできればと思います。
ジャンルはこだわらない
参加者の方々の関心・興味は多様です。「気になる本」を挙げていただくことによって、その本やそのジャンルの特性を考えます。
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今、資料作りをしているのですが、思いついたことを書きあげてみました。まだまだブラッシュアップが必要ですが、当日のセミナーでは、出版の現状を含め出版の世界を身近に感じてみらえるようにしたいと思っています。参加していただける皆さま、どうぞよろしくお願いいたします!
==【昨日の活動】==================
・新たなジャンルの企画書を作成。古くて新しいテーマ。切り口が難しい。
・大学授業。こちらが緩ければ、学生も緩む。興味あるコンテンツを。セミナーも同じ。