とっても偶然なのですが、最近、複数の人に聞かれたので、エントリしてみました。自分が学んだ英国の大学院のことです。

マスコミュニケーションを学んだわけ

私は、英国の大学院distance learningでマスコミュニケーションを学びました。入学したのは2008年10月でした。フルタイムの仕事をしながら、でした。学ぼうと思ったキッカケは、自分がかかわっているメディアの業界は学問的にどう説明されているかということをただ単に知りたかったためです。メディアといっても、出版というより、世界各国で新聞業界を取り巻く環境とか、その未来を知りたいという気持ちでした。新聞社に勤務していたこともあり、新聞への関心が強くありました。

distance learning programの存在

実は2006年ぐらいにも検討していたのですが、転職がありしばらく中断していました。そのとき興味があったのは、英語教授法(=TESOL:Teaching English to Speakers of Other Languages)でしたが、2007年1月に転職したこともあり、リサーチを中断していました。その後、2008年ぐらいから再開し、自分自身の関心も変化し、いろいろな専攻や方法を検討していたのですが、その前に、日本の大学で英語を教えているアメリカ人の友人がイギリスの大学院のdistance learningで言語学を学んだことを知り、自分もその方法を考えるようになりました。週末に、ひたすらインターネットで、英国の大学のホームページで専攻やカリキュラムを調べていた記憶があります。

Leicesterという大学と街

結果自分が選んだのは、このThe University of Leicesterの大学院でした。カリキュラムを見て、おもしろそうと単純に思い、そこだけ出願したのです(詳しくはこちら)。当時の自分はまったく知らない大学でした。最近のニュースとしては、眞子さまの留学先と報道されていますね。博物館学専攻のようです。この大学は2012年に、考古学調査チームがリチャード三世の遺骨を発見したと話題になっていました(大学ホームページ日経新聞)。そのことと関係があるのでしょうか。場所は、ロンドンから北に電車で75分ぐらいでそんなに遠くはないのですが、日本人にはあまりなじみがないかもしれません。数年前にサッカー選手の阿部勇樹がレスターのチームに所属していましたが。

このプログラムで学んでみて

結果的には、このプログラムを選んでよかったと思っています。現地に行って、異国の人たちと交わって勉強はできなかったけれど、会社をやめて、現地に行って生活して、修士号をとって、日本に帰ってきて、就職を探して…というのは、年齢的にもリスクがあったからです。むしろ、こういう勉強の仕方があることを知ってもらいたいとも思っています。あまりにも日本では情報がなさすぎです。しかしながら、むこうの大学の人たちは優秀な学生を集めたがって、その意気込みは、日本の大学の比ではないと感じました。必死に呼び込んでいます。だまっていてもよい学生が来る時代ではないことは常識です。

最後に

この経験を振り返ると長くなりそうなので、数回にわけて書くことにします。時期も回数に未定ですが(笑)。知人から尋ねられて経験を振り返るわけですが、むかしのことすぎて記憶が蘇るか不安です。でもこの経験を残すいい機会と思って書くことにしました。これを読んでいる人はあまり興味ないだろうな(苦笑)。

==【昨日の活動・所感】==================
・体調がいまひとつだが、仕事が本格的にスタート。今年は「影響する側になる」ことと「レベル1の経営者になる」ことがテーマ。

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