新たなプロジェクトが始まった。多部田憲彦さんとの共創出版プロジェクトだ。多部田さんは、サラリーマン時代から図解改善士として活動。書籍も出している。昨年会社を辞め、日本図解協会を立ち上げ、全国でセミナーを展開。全国各地に応援団がいるし、Facebookコミュニティには1000人ぐらいの人が入っている。

退社後こんなに急ピッチで軌道にのっているけれど、うつ病で会社を辞めたというのだから驚きだ。休職中に、病のことを伝えたらセミナーの依頼があちこちから飛び込んできたというのだ。自分が病んだときは人生でいちばんしんどいときだったけれど、多部田さんからはそんなことはまったく感じられない。自分のことをちゃんと伝える勇気が大事だと思った。

そんな多部田さんとは、佐谷さんのクラウドファンディングで知り合った。メッセージをくれて、会いに来てくれて、自著が絶版になっていたことで、トントン拍子で出版の話がすすんだ。多部田さんの図解は人を変えるし、相手を変えるし、組織もかえるパワフルなものだ。話を聞けば聞くほど、従来の図解の概念がかわった。そのたびに目次構成案もいろいろ書き換えた。

図解の根底には、「コミュニケーションを図解し、ご縁をつくる」という発想がある。図解にそんな力が?と思うけれど、図でわかりあえることは人間関係はスムーズにいくし、楽しいことを本人が実践している。競争から共創へ。そんな流れを作りたいと思っている。

そんなことで共創出版プロジェクトを立ち上げることになった。事前予約することで、制作に関われたり、事例を掲載できたり、コンサルティングを受けられたり、オンラインセミナーに参加できるという権利がついてくる。こんな本づくりができるとはおもしろすぎる。リリース後、時事通信社や朝日新聞、産経新聞などにも掲載してもらった。支援者によるFacebookコミュニティもできた。

新たな本づくりへの挑戦かもしれないけれど、『「ありえない」をブームにするつながりの仕事術』を経験したら、自分の中のハードルがかなり下がった。やって絶対損はないし、やらない損失は大きい。前に進む。

というわけで支援者をまだまだ募集しております。詳細は日本図解協会リリースまで→http://www.zukai.or.jp/news/article_000274.php

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