以前セミナーに来ていただいた方が亡くなったことをFacebookで先日知る。

電子書籍を何冊か出していた人で、その後、大森の事務所に来ていただいて、「●●さんのような本を書きたいんです!」と言っていた。ちゃんとお話したのはそのとき一回だけだったけれど、そのFacebookでつながり、なんとなくお互いの存在は確認していたのではないかと思う。

ところが先日、その方のタイムラインにお悔やみの言葉が投稿されていて唖然。。。何があったのかは知るよしもないけれど、でも何があったのだろうか。

最近、とにかく交渉事が多く、壁を感じることもあるけれど、そんなことまったく大きなことではないと思える。少なくとも会社をやめた5年前のことを思えば、今の環境は幸せとしかいいようがない。

先日、自分の人生を変えてくれた人のひとりと食事をした。その人の存在がなければ、間違いなく今の自分はないと思える。相変わらずのスピードで事業を伸ばしているのだけど、自分はその中身には興味はなく、その人が今何を考えているかが知りたかった。かつても「お金も大事だけど、人間性だよ」を言い続けていたからだ。

そしてこの間お会いして、話を聞けば、設立して3年の自分の会社を売却しようと考えているとのこと。「2週間ぐらい前に思いついだのだけど。あと3ヶ月ぐらいですべて引き継ぎしようかな、と。このままやっていても自分は絶対に成長しないと思う。決めたら実行でしょ。引き継ぐ相手がついてこれるかわからんけど、そんなのしらん(笑)」。この言葉も結構、衝撃的。

それから1週間後、その会社を引き継ぐ相手と会食。当然、会社の話題に。「社長の考えていることは、まったくよくわからないけれど、やるしかないでしょ」と笑顔。知り合ったときとは顔つきが変わってきた。

こんな出来事に触れて、なぜか人生は短いと思った。期間とか工数とか未知の、単なる請負プロジェクトに巻き込まれている場合ではないのだ。

Hさんのご冥福をお祈りします。

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