医療にかぎらず、法律、教育、IT、金融、建築、保険、飲食、芸術、
環境、マスコミ、ファッション、スポーツなどなど、
いろんな分野で人の人生を変えられるはずです。
自分の仕事で人の人生を変えようと思うと
自ずと仕事に気持ちが入ります。
だれがも「無理」と思っていても、本人がそう思えるか、
あるいは信じられるか、どうかにかかっています。
そう信じられる人は強いなと思います。

自分の仕事で人生を変えられると思っているか

この間会った人は、生活用品のリサイクルで人の人生を変えると思って
いました。話を聞けば、ホントになるほどど思います。
ただそのときも話にでましたが、こういう気持ちを継続することが
いかに難しいか、ということです。大きな野望も小さな日常の
誘惑に簡単に負けたりします。「こうすれば、もっと楽かな」とか
「こっちのやり方のほうがもっと儲かるかな」とか考えないことは
ないはずです。そういうときこそ、自分が問われているのだと
思います。

人のためは、自分のため

この間行ったジャパンハートの講演会で印象的だったのは、
彼らの医療行為によって患者さんの心を救っていることでした。
病気や奇形を治すことで、心が安定し、学校に行けるようになり、
友達が増え、知識が身につき、世の中に役に立てるようになる
ことを望んでいるのですが、そんな仕事も当事者からすれば
「自分のため」にやっているというのです。自分は、
「これ以上人のためになっていることはない」
と思っていたので、その話は意外でしたが、
突き詰めると、そういう境地なのでしょう。

存在価値を高めるためには

人のためになるということと自分が犠牲になることでは
ありません。人の人生を変える気持ちを持つことが、
自分の仕事の質を高め、自己承認感を高め、
より自分の存在価値を高めるのだと思います。
そういう仕事を見つけるために、いろいろ
模索するとも言えるのですが、そもそもそういう志向がないと
そういう仕事も探せません。

最後に

自分は出版で人生を変えたいと思っているし、
実際に変わった人も多く見てきました。
今後もそういう本を作りたいと思っています。
それを見ることでさらに自分も変わるのです。
自ら変えることも必要ですが、
人の人生を変えることで、自分を変えることことも
多いにありえます。仕事とはそういうものではないか
とも思っています。
==【昨日の活動・所感】==================
・最近、絶不調のランニング。急に思い立ってシューズを
買いに行ったが、どれも今ひとつ、買えずじまい。結局
ネットで今履いているものと同じものを買う。出かけていった意味なし。

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