「世界中から1日でもいいからあらゆる暴力を世界中から排除したい」—そんな想いをもとにひとりのイギリス人俳優が、国連や紛争地域に出向き、ピースディを設立するドキュメンタリー『ザ・デイ・アフター・ピース』を観るというイベントに参加させていただきました。

単なる希望とか願望としか思えないことを、なし得ようと行動する姿に、まず心が動かされますが、さまざまな交渉の結果、9月21日をピースディとする案を国連が採択した直後、同時多発テロが発生。活動は停滞を余儀なくされたのですが、それでも実現に向けて行動する姿は、ひとりの人間の持っている力はとてつもなく大きいことを物語っています。

と、同時にこの映画から感じることは、冒頭のような想いは、自分が平和でないと考えつかないであろうということです。まず大前提として自分の心が平和であるからこそ、起こせる行動なわけです。

自分の平和が保たれているかどうか、保たれていないとすれば、それが仕事だからとあきらめていないか、などなど、個人レベルの平和に向けて考えることの重要性や実現に向けて行動を起こすことの必要性なども感じさせる映画でした。

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