ロールモデルを探すことが大事だとよく言われます。とは言え、ロールモデルと呼べる人に出会えることはかなり難しい場合があります。

せっかく入社した若者があっさり会社を辞めるのは、会社にロールモデルがいないから、ということも原因だと聞いたことがあります。しかし、そんなときでも考え方を考えれば学べる環境になると思います。

ロールモデルが見つからないときは、分野ごとにそのプロフェッショナルを見つければいいのではないかと思うのです。この分野のお手本はAさん、あの分野のエキスパートはBさん、このスキルはCさんというように、です。

そうすれば、「いい人」「悪い人」あるいは「できる人」「できない人」で判断せず、いろいろな人のいい面を見て、もっと積極的につきあえるようになると思うのです。

ひとりの人の多様性や複雑性の中から、いいところを見つけていい人間関係を築きたいと思っています。

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