少人数で「超古典ビジネス研究会」なるものを開催している。古典は、内容はなんとなく知っているけれど、自分ごととして落とし込んでいることが少なかったり、仕事に忙しい中でその言葉もつい忘れがちになりがち。そんな古典を改めて読んで、自分の仕事にどう生かすかを考えることが目的。正しく読むことは眼目においていない。ちなみに、「超古典」という言葉には、だれでも知っている古典に加え、ほとんど読まれていない本だけど読むに値する古い本も含まれている。今回読み始めたのは『7つの習慣』。何度読んでいても気づきがあるし、参加者と議論することも大きな発見がある。

年間8万点(1日換算だと200点以上)もの新刊書籍が発行されて、新しく出された本を読まないと取り残される気持ちにさせられるが、作り手からすると、だれでも知っているような超有名人とキャッチーなテーマとキャッチーな言葉があれば本は作れる。というのは言い過ぎかもしれないけれど、ただ言えるのは、何度も読者に読み返してもらえる本を作ることのほうがハードルが高い。

自分は、著者の周りにいる人が、その著者の本を繰り返し読んでもらえる本にしたい。このブログで再三伝えている、特定の人に対する出版だ。それでこそ著者は本を出した意味があると言えるのだろうと思う。どれだけ売れたとしてもだれが買ったかわからないし、読者から意見をもらえないのは、どこか不完全燃焼感はないのだろうか。この勉強会をやったあとにこんなことも感じたりする。こういうことも温故知新というのだろうか。ついでに言うと、『7つの習慣』を読んで理解することの意味を深めるべきと思い、この本を読んでいるのだけど、門外漢なため、消化するのにかなり苦戦中。でもとっても大事なことを言っている気がする。

冒頭の勉強会は自分の周りにいる少人数の人との開催がよいと思っている。自分とつながっている人はどこかで共通感覚があると思っているので、ダイレクトに議論できるのだ。

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