出版の企画が通り、いざ執筆に段階になって、猛烈に書き始める人と、日常の業務に追われてなかなか着手できない人がいます。企画を通すまでは一生懸命でも執筆の段階になると、進まないケースが多いです。

執筆のモチベーションが続かないのは?

執筆のモチベーションは簡単になくなると思っています。ただ名前を売りたいとかビジネスに役立てたいというだけでは、続かないケースが多いです。常々思うことですが、8万とか10万という文字数を書き上げることは本当に大変なことだと思います。著者を尊敬する瞬間です。やはり動機は自分の中にないと続かないのだと思います。

執筆時間を天引きする

考えてみれば、多くの人にとって本の執筆は第2領域に属するもの。執筆の時間を日常から天引きしないと書けないのでしょう。15年ぐらい前のことですが、ある女性経営者に執筆のお願いに行きました。その方は、毎日ブログを書いていて、忙しい様子がわかっていたので「書く時間ありますか?」と聞いたら、「早く出社して時間をとるから大丈夫」と言っていました。その方との本は実現しなかったのですが、「そうしないと書けない」のだと思いました。それ以来、著者がいつ執筆するのか?どこで書くのか?など興味がわくようになりました。もっと言うと、この「いつ、どこで」は原稿の質を左右する大きな要因だと思っていますが。

最後に

どんな商品やサービスでも本来的には同じだと思いますが、「だれかの役に立ちたい」とか「だれかを救いたい」という気持ちが強い人は前に進みます。自分の夢の実現だからです。それだけ内的動機を満たすようなテーマで執筆しないと続かないということでもあります。

==【昨日の活動・所感】==================
・長野・菅平スカイライントレイルランに参加。宿で同じだった人が恐るべき記録でゴールしていた。そんなに早い人だったとは。帰りは親のところで泊まる。

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