昨日立ち寄った書店にこの4冊がとなり同士で並べられていました。いずれもビジネスパーソンの健康に対する意識を高めようとする本ですね。

「なぜ……なのか?」のタイトル

特徴的なのは、タイトルがいずれも「なぜ……なのか?」の形になっていること。ここまで、このテーマで揃うは驚きです。「なぜ」というのは、ある命題・主張に対する理由を示すものなので、その前提としては、その命題が正しいことが含意されています。タイトルを見る限り、以下の命題に対する理由を説明しようとするのが、本書の内容とイメージさせます。

  • 筋トレをする人は仕事で結果を出せる
  • 一流の人はハードワークでも心が疲れない
  • 一流の人は「疲れ」を翌日に持ち越さない
  • 一流の人は、コンディションにこだわる

正論であることは前提に

そもそも「筋トレしても結果をだせない人もいるのではないか?」「ハードワークで心が疲れる一流もいるのではないか?」「一流の人も疲れは翌日に残るのではないか?」「コンディションにこだわらない一流もいるのではないか」という前提の議論は含まれていないません(読んでいないので、実際のところはどうかわかりませんが)。これらの主張をすでに持論として持っている人とか、なんとなくそう思っている人は手に取りやすいですね。

「一流」もバズワードに

それにしても「一流」という言葉が使われすぎるような気がします。『筋トレ〜』の本もオビに「一流の男は脱いでもカッコイイ!」とあります。「外資系コンサル」「外資系企業」などと一緒で、「仕事ができる」とか「一流」も多用される時代になりましたね。ビジネスパーソンの気持ちに刺さるのでしょう。

最後に

この4冊を一箇所にまとめた書店の技が光ります。このテーマに関心を持つ人は、購入前に読み比べすると思います。複数冊買う可能性もありますね。こういう配慮がホントに大事だと思います。

スクリーンショット 2015-04-25 9.38.49

==【昨日の活動・所感】==================
・ややこしくなってしまった仕事はそれまでのプロセスが間違っている。だれが間違ったのか、それを当人が認識しないと、解決できない。そうでないと関わる人の心が離れていく…と自分に問う。
・午後、打ち合わせ。その方のプロジェクトに関するヒアリング。かなり楽しめる。

Related Articles: