「オーディオブック協議会」なる会が発足されました(関連記事はこちら→http://ebook.itmedia.co.jp/ebook/articles/1504/06/news155.html)。オーディオブック市場の分析や拡大などを狙いとしているようです。こういう動きが活発になるのはうれしいですね。

読むことと聞くことの使い分け

耳からのインプットはいろいろ便利なことがありますね。文字を読んだり書いたりするのは、なにかと時間と労力がかかります。聞くことと話すことはそれに比べて負担は少ないです。きちんと使い分けをすると効果がありそうです。自分自身のなかでも「聞く本」が出てきそうな気がします。

シングルソース、マルチプロダクト

ただ、今までオーディオブックの存在はあまり知られておらず、素材もまだまだ少ないと感じます。ただ、大手の出版社がこの協議会に加盟していることもあり、書籍を作ったら、そのコンテンツを電子書籍にし、さらにオーディオブックでも展開する流れが加速しそうですね。

語学学習書と相性がいい

自分自身は、今までは英語の音声を聞くことは多かったのですが、この間、インタビュー記事をまとめる課題があり、電車に乗りながら、何度も聞いていたら、内容の骨子がかなりインプットされました。移動中にこういうことができるのは、便利です。改めて感じます。語学学習書などは、音声はほぼ必須なので、オーディオブックとしても展開できると使い勝手が増しそうです。

最後に

アメリカでオーディオブックが流行っているのは、車社会で車中で聞けるから、という話を聞いたことがありますが、満員電車の中でこそ、こういうことに時間を使うとよさそうです。

==【昨日の活動・所感】==================
・編集の力がどこで求められているかを考えると、アイディアがたくさん出てくる。紙だけでなく、ネット上での応用可能性を考えることが必要-打ち合わせのときに、相手の話をきいていて思った。

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