新しいことにはnews valueがあります。多く報道機関が、be the first to knowを掲げ、一番に伝えることに大きな価値をおいていますし、日常の会話でも、「あれ、知ってる?」「これ、知ってた?」が話題になりやすいのは、新しいものに好奇心がある、ということの現れです。そして書籍や雑誌がこの「新しいもの」を企画にするのは自然なことです。

メディアの「新しい」、と書籍の「新しい」

ただ、メディアの「新しい」は、報道と呼ばれ、書籍や雑誌の「新しい」は、企画と呼ばれるような気がします。それは内容というよりも、客観性があるかどうかということなんだと思います。

客観的か、主観的か

報道メディアの真実の伝達で求められるのは、客観性です。一方、書籍や雑誌の編集で求められるのは、情報による「触媒」といえるかもしれません。ここで求められるのは、主観性です。もちろん100%客観的な報道はないし、100%主観的な編集もありません。あくまでも比重の問題なんだと思います。

「新しい」は企画の王道であり、病でもある

ただ、どちらにしても、「新しい」が企画になりやすいことは間違いありません。どのメディアもどの人も「最新」の題材を届けたいと切磋琢磨しているのです。この切り口は、王道であり、同時に病でもあると思います。「新しければ企画になる」可能性は高いのですが、同時に、それだけで企画になると思っていないか、を今一度検証する必要があります。

最後に

今まで見てきた容易、「最新」を追うのは、もっともシンプルでかつ強烈な「惹き」があります。皆そこに向かって切磋琢磨しているので、大変な競争になります。だからこそ、「最新」を狙う分野やフィールドを設定することが大事なのです。

==【昨日の活動・所感】==================
・午前中、コンサル。かなり内容が濃くなってきたwこちらがパンクしそうな感じ。これからがこちらの勝負時。
・夜は、外泊許可が出た義母と夕食。計5人。楽しい時間を過ごせたが、日曜日にまた病院へ。早く退院できるといいのになあ。

 

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