先日、勉強会に参加してきました。自分の持っている知識を100個、リスト化するという内容でした。自分のテーマは、「あなたにしかできない出版を実現するための100のリスト(仮)」にしてみました。

14のクラスターで100項目を列挙

自分がふだんやっていることを言語化するので、100個あげることはそんなに難しくないのですが、それをジャンル分けしたり、表現を力強いものしたり、より伝わるものにすることが結構大変でした(というかまだ進行中)。全部で130ぐらい書き出して、それを100に絞る感じでした。自分は、クライアントに対して、時系列順に説明できるよう、「1出版心構え編」「2出版戦略編」「3出版準備編」「4テーマ設定編」「5テーマ設定NG編」「6競合書研究編」「7プロフィール編」「8出版社探し編」「9企画書作成編」「10原稿執筆・原稿作成編」「11編集者との付き合い方編」「12スケジュール管理編」「13書店の歩き方・棚の見方編」「14メディア戦略」の項目に分けました。

自分の武器の言語化

この作業は、まさに自分と向き合う作業でした。自分が考える「いい本」とか「自分がお手伝いしたい人」とか「自分が出版業界に対して持っている認識」などを考え続けました。今まで、やったことのない作業だったので、とっても新鮮で、言語化したことで、よりその知識(=武器)を自覚したような気がしました。クライアントにはまずこれを見てもらうことで、自分が目指す方向性もなんとなくわかるように思います。

内的観察で自分の世界を作る

さらに自分をみつめると差別化とかあまり意識しなくなります。答えは自分の中にあるのです。出版プロデューサーだって十人十色。それぞれのカラーがあって当然です。「自分しかやれない仕事か」「自分がやらなくてもいい仕事か」を考えるには、自分の内面を観察するしかないのです。

まとめ

このリストは、いずれ公開します。もっともっと洗練させないとと思うのですが、こういうものって「今のベスト」を一度作って、常に更新し続けるのがよさそうな気がします。業界の変化や自分の変化や成長によって、リストに入れ込む要素が変わるはずです。さらに100という数字は多いようで少ないし、少ないようで意外に多いのが実感ですが、なんとなくすべて包括しているイメージがありますね。クライアントにも自分にも意味あるツールになりそうです。

==【昨日の活動・所感】==================

・大阪在住の知人に紹介してもらって、初めてのコワーキングに3人で訪問。いい場所だった。また行くかも。

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