アイディアや意見がないと本は作れないはずなのですが、大事なところの判断を人に投げてしまっている編集者って多いなと思っています。

そういう人は、デザインはデザイナーに、本文に関わることは著者に、取材モノであればライターさんに、意見を委ねてしまうのです。そして本人はその調整役になっています。意見が収まることを目的としているのです。

本来は、自分が持っている意見が実現できるかどうか、あるいはもっとよりよいアイディアがあるかどうかを聞くべきです。

もともと自分で企画した書籍は、自分ですべての責任を追うべきです。自分が作りたいモノをどこまでイメージできるかどうかー。

ビジネスには新しいモノを作り出す「創造力」が必要だと言われますが、自分は最近「想像力」のほうが大事なような気がしています。

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