今日は4月2日。電車の中で新入社員もみることないし、「4月になった。よし、今年度は頑張るぞ!」と意気込むこともなく、気持ちを新たにすることもなく、いつも同様歩いて出勤。やることをたんたんとやるだけ。

なのだけど、先週は大きな決断をして、激しく消耗した。決断することは疲れることだと心底思った。良く眠れないときが多かった。日々の延長で考えると動けない。終わりから考えてやっと動き出すことができた。新年度になって、あえていえば、今年度は仕事漬けの年になりそうだということ。

「終わりから考える」とは、死ぬときに何を思っているか?これをやりきったときどれだけ楽しいか?これをやらなかったらどれだけ後悔するか?などなど。あとは父が何を思っているか?ということ。父の人生と自分のそれを重ね合わせる。この週末、長野上田のランの大会に出て、終わってから墓参りをしてきた。墓前で手を合わせ「いろいろやるから見ていてください」と言ってきた。「お願い」はしない。これ以上助けはいらない。最近、人生、あまり時間がないなと思うことが多い。次の機会はないし、いつでもやれると思っていると、チャンスを逃す。

今、chatwork上でやっている読書会は『7つの習慣』の第6の習慣が範囲。そこに「創造的協力の原則」という言葉が始めのほうに出てくる。「創造的な活動のほとんどは、予測のつかない出来事がつきものである。先が見えず、当たるか外れるのかもわからず、試行錯誤の連続である」。そのためには、内面がしっかりと安定し、心を開いて物事を受け入れ、冒険に心躍らせる必要がある、心地よい自分の住処から離れる必要がある。主体的に生きるにはやっぱりこういう経験をしなくてはいけないんだよな、と言い聞かせる。

というわけで、今年度は「新しいことをやる」と意識すると「新たな」一歩が勇気がいるので、それをやるべきことと思って、終わりことを描きながら、たんたんと一歩一歩進むことを意識したい。

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