一番初め入社した会社は主に英語教材を制作する会社だったのですが、そんなころに比べると最近は、英語を学ぶツールが本当に多様になったと思います。

Podcastが出てきたときは、これで紙の英語教材の需要は大幅に減ると思ったし、スカイプで英会話ができるスクールが出てきたときは、激安なので街中の英会話学校はなくなると思いました。今ではスマートフォンのアプリもたくさん出ていますね。「すきま時間に便利」とかうたって。

そんなにいい環境なのに、日本人の英語力はまったく向上しない…などという議論もされています。

しかし、考えてみれば、当たり前かもしれません。安く学べるツールは真剣ではなくても簡単に手を伸ばせます(簡単にやめられます)。もしかしたら、なんとなく勉強したい人だけが手にとっているのかもしれません(自分はポイントを絞って、これらのツールを補助的に利用するのはアリだと思っています)。

本当に真剣だったら、桁がひとつ違う額の投資が必要なんだと思います(語学力の習得は一生モノです)。「高いお金を払ったから、元をとる!」。私たちがどこかで(?)経験していることが、英語学習にも必要なのかもしれません。

と書いたところで、自分の学習計画も練らないとと思ってきました。

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