今まで「出版っぽい」とか「○○業界らしい」とか「○○業界にありがちな…」という言葉をよく使っていました。

それが意味するところは何か…と考えると明確な答えがでてきません。自分が勝手に描いたイメージでしかないことがわかります。

たとえば、出版にいる人たちが、「出版っぽい」という言葉を使ったとしてもそれが意味するところはそれぞれだし、使う場面も文脈によって異なります。

つまりは、「○○っぽい」と言うことで、ある種の思考停止に自らを追いやっているようなモノなのだと思います。思考の枠を自分で作っているといってもいいかもしれません。

こんな言葉を使っていては、新しい発想はでてきません。「○○っぽい」を使いたくなったら、それが意味するところは何かを考え、本当にそうなのかを自問自答する習慣を身につけたいと思います。

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