私たちは何かもらうときには、手のひらを出します。子供も何かほしいときには、手をひらを上に向けます。

一方、人は戦う時には、こぶしをつくって、グッと力を入れます。ボクシングの選手がいい例ですね。ファイティングポーズではどの選手も手のひらは見せていません。気持ちの上で戦っているときも、同じですね。

しかし、こぶしを作ってばかりいては、モノをつかむことができません。ボクシングの選手もファイティングポーズが解けたあと、勝利が手に入るように、私たちも、がんばったあとはこぶしをゆるめないと、何かをつかむことはできないと思うのです。

いつ拳を握るか?いつ手のひらを開くか?、そして開いたときに手に入るモノをイメージしながら、日々の生活の中でメリハリをつけることを意識したいです。

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