ひとり出版社の週末

ここのところハードな日が続いているので、土曜日は仕事はしないと決めた。ランニングシューズを買いに行った。いつもの店員さんはいなかったけれど、ほかの人が丁寧に対応してくれた。買ったのはそれまで履いていたシューズの最新モデル、Brooks Cadence7。このシューズは自分にあっている。ソールはややフラットで厚めではなく、踵のホールド性が自分にあっていて、プロネーション対策をされているように感じる。

帰りは神田の整体に。かつて会社で働いていたときに、通っていたお店。最近は行く頻度が減ってしまったけれど、いつも同じように迎えてくれる。ここのオーナーは東大卒。なぜか鍼灸師になっている。もう16年めだとか。開店当初の苦労話などを聞かせていただいた。神田は整体・マッサージ・鍼の激戦区。半額ぐらいのお店もたくさんある。腕で勝負するしかない、と。朝7時ぐらいからお店に入って、出るのは午後10時ぐらいらしい。大変な生活だけど、これがやりたいことだと感じる。というか、それしかできないのかもしれない。そういう境地に入った人の言葉は重みがある。

夕方は、近所のギャラリーとカフェに。いずれに初めて。こんなところにそんなところがあったのかと思う。それぞれのオーナーにお話を聞くことができた。生き方・働き方は多様だなと。どちらの人も出会いを求めて、場を作っているようだった。自分の快適を追求する姿がいいなと思った。

日曜日は最近受けている講義の日。先生はしゃべりも服装も独特。競合するであろう人たちを「あのやつら」とか「あのバカめ」みたいな言葉を吐くけれど、それは、圧倒的な自信を持っている証拠。それは体験してみないとわからない。ノリで申し込んでよかった。受講生を対象に売られている教材がある。その先生を価値を感じないと絶対買わない教材。3000円なのだけど、外観はどうかんがえてもそうな金額には思えない(失礼ながら)。3000円の書籍をつくって、買って頂くことはとっても大変だけど、あの場では皆が買っていく。もちろん絶対数は少ないけれど、「買いたければどうぞ」の姿勢。必要だと思えれば、皆がほしくなる。煽って買わせてもいいことはない。ここの帰りはいつもランニング。ちょっと遠回りし、事務所まで10キロぐらい。

そのあとは、スポールカメラマンが事務所に来訪。1年前に長野で知り合った。とっても若く(23歳ぐらい?)、カメラマンでありながら、トップレベルのアスリートでもある。先月は台湾のウルトラマラソンの大会に招待されている実力の持ち主。運動神経はまったくかなわない。今何をしているか?どうやって仕事をしていくか?今後何をしたいか?などなど、いろいろ話した。得るものが多かった。考え方ひとつで世界が変わる。年齢はまったく関係ないなと。いちおう、少しアドバイス的なことも話して別れた。というか、本題は仕事のことだったのだけどちょっとだけ話して終了。来月、長野で会う予定。

夜は少し原稿を読み、終了。週末は少し休めてよかった。次の1週間もいいことがありますね。

Related Articles: